ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ 影の支配者たちがアジアを狙う 宋鴻兵著/橋本碩也監訳、河本佳世訳 ~世界の金融史を「陰謀理論」によって説明
アメリカにおける連邦準備銀行の設立や、第1次世界大戦とその後の大不況、そしてインフレ、さらに国際通貨制度などについて克明な叙述がなされており、すべてを受け入れるわけにいかないにしても、いろいろと考えさせられる。
ロスチャイルド家に焦点をあてながら、イギリス、アメリカそして世界の金融史を「陰謀理論」によって説明するという、ある意味では興味ある本だが、それだけに注意深く読むことが必要だ。
ソン・ホンビン
中国の環境財経研究院院長。1968年四川省生まれ。遼寧省の東北大学卒。米国アメリカン大学で修士号。米国ファニーメイとフレディマックでコンサルタントを務める。2007年中国に帰国。
ランダムハウス講談社 1995円 422ページ
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