戦後世界経済史 猪木武徳著

戦後世界経済史 猪木武徳著

本書は、世界経済の動向を、第2次世界大戦から20世紀末まで、著名な経済学者が鳥瞰したものである。

20世紀がメインとなっているが、最終章では2007~08年の金融危機と、それによってもたらされた世界的な不況にも触れている。特に、「サブプライムローン問題」に関しては、専門家がリスクを意図的に低く喧伝し販売した、ある種の詐術ではないかと分析する。

著者はそこに人間の貪欲さを見、その貪欲さが市場経済を通して多くの富を生み出してきたことも、また事実だと述べる。この貪欲さを制御する有効なシステムをデザインすることが、今後の世界経済の最大の課題であると主張している。

中公新書 987円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 就職四季報プラスワン
  • 山本シンヤが迫るクルマ開発者の本音
  • 中学受験のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
楽天の通信事業<br>狙いと勝算をすべて話そう

2019年10月、第4の通信会社として自前回線でのサービスを開始する楽天。今回の通信参入プロジェクトを「神がかりのショット」続きだったと話す三木谷浩史会長兼社長。その真意とともに、狙いや勝算、世界を見据えた成長戦略を聞いた。