外資系企業で成功する人、失敗する人 津田倫男著
能力次第で年功も序列も飛び越えて昇進できる。業績への貢献度が高ければ破格の報酬を手にできるが、業績が悪化すれば、あっという間に解雇される。前の会社での業績が転職先を決める。これが外資系企業の常識である。
本書は、外資系企業の明と暗を語りながら、外資系で生き抜くための巧みな処世術をも解説している。上司の茶坊主となる術から、さりげなく他人の功績に便乗する方法、成果は査定会議の直前に、針小棒大・ウソでも信じ込ませるプレゼン・テクニック。
ネガティブな面ばかりが強調されているようにも見えるが、こうしたことを受け入れなければ生き残れないと、外資系勤務経験のある企業アドバイザーの著者は断じる。
PHP新書 756円
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