ファッション誌トップシェア、宝島社の女性誌マーケティングの秘密(下)--ライバルは他誌ではなく、あらゆる商品とサービス
女性をターゲットとした企業も参加し、BMWはオープンカーで花火を鑑賞できる特別シートを提供する予定だ。
宝島社は「人と社会を楽しく元気に」という企業理念のもと、まずは身近なステークホルダーである書店、読者、クライアント企業を盛り上げる企画を中心に取り組んできたが、今後は今まで以上により多くの人々に喜ばれるコンテンツを生み出し、世の中全体を盛り上げていきたいという想いを持っている。そんな中、コンテンツを作るメーカーとして、今の日本で、より多くの方々に喜んでもらえるコンテンツは何か……の答えが花火だった。
構想自体は2年半前からあった。さまざまな花火を視察し、「ミュージック花火」という花火ショーを初めて観て感動、これを東京の人たちにぜひ一度見てもらいたいと思い企画した。
宝島社は、出版の事業を主軸に、情報産業の一翼として、世の中を明るく元気にするコンテンツやニュースを発信し、日本を元気にすることを企業の使命として考えている。老若男女に愛される“花火”というコンテンツを活かし、東京を代表する秋の催事として「東京ミュージック花火」という新しいイベントを毎年実施することによって、人と社会が楽しく元気になるような、日本を明るくするようなニュースをこれからも発信していきたいと考えている。
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