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アニメファンが自由に遊べる「砂場」を作りたい。現代の"優等生"的なオタクに物申したいとは思わない/カラー鶴巻和哉監督ロングインタビュー④

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監督自身が、自分の作品の中で二次創作的な部分まで踏み込んでしまっているわけで、見た人はもう遊ぶ余地が残っていない。たとえ面白がってもらえても、そこで行き止まりになってしまう。隙がなく緻密に組み上げられた作品のほうが、優れていて価値が高いという自己満足もあったと思う。

その反省もあって、『GQuuuuuuX(ジークアクス)』では、ある程度意識して、隙間を作っていいと考えていました。「砂場を作ろうとしていた」感覚があります。

クランバトルをはじめ、さまざまな非合法ビジネスにも手を出しているジャンク屋・カネバン有限公司のメンバー。『GQuuuuuuX(ジークアクス)』の物語展開に大きな役割を果たしたキャラクターたちだが、設定の詳細は現時点では明かされていない部分が多い ©︎創通・サンライズ

優等生的なオタクに物申したいという気持ちは?

――『フリクリ』『トップをねらえ2!』と『GQuuuuuuX(ジークアクス)』の違いはその部分にあるのですね。「砂場で遊ぶ」ことに慣れている今のオタク、優等生的なオタクに対して、一言物申したいということはありませんか?

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