三菱「デリカD:5」発売19年目で大幅改良をした意図とは? トレンドを作り・育てたオフロードミニバンの進化

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新型デリカD:5のパワートレインは、2267ccの4気筒ディーゼルにしぼられている。最高出力は107kWで、最大トルクは380Nm。

最大トルクは2000rpmで発生するので、扱いやすさはこれまでのモデルと同様。全長は4800mm、全高は1875mmあり、車重は「P 8人乗り」グレードで1990kgだ。

従来モデルは、エンジントルクの出方がナチュラルで、重さを感じさせなかった。それがデリカD:5の走りの良さだ。

いまだ衰えぬロングセラーの魅力

価格は「G」が451万円から、「G-Power Package」が474万6500円から、そしてトップモデルの「P」が494万4500円から。

装備は豊富だが、グレードによって一部異なっている。

対象は「うしろ側方(死角にいる)車両検知警報システム&レーンチェンジアシスト機能」「後退時交差車両検知警報システム」「電動サイドステップ」「電動テールゲート」。

Pに標準、G-Power Packageでオプション、Gではあいにくオプションでも選べない。

オーバーフェンダーや切削タイプのアルミホイールも「P」の専用アイテム(筆者撮影)

他社製品をみると、たとえばトヨタ「ノア/ヴォクシー」(全長4695mm)がハイブリッド7人乗りで392万9200円から。一方、「アルファード/ヴェルファイア」(全長4995mm)が、8人乗り2輪駆動で510万円から。

デリカD:5はトップグレードで500万円を切る価格だから、装備などからも割安感の強い価格設定だといえる。

乗車人数を重視する人には、8人乗り仕様も用意されている。7人乗り仕様の場合、2列めシートはアームレスト装備のキャプテンシートとなるので、こちらも魅力的だ。

フルフラットになり車中泊にも向く8人乗りのセカンドシート(写真:三菱自動車工業)
アームレストを装備する7人乗り仕様のセカンドシート(キャプテンシート)(筆者撮影)

荷室の使い勝手もよく、3列めシートを跳ね上げれば、2列めまで乗車の状態でも前後長120cmの空間が生まれる。設計の新しいライバルたちと比較しても、いまだ劣っていない。

オーバーフェンダーを装備したことで唯一無二のオフロードミニバンというキャラクターは、さらに磨かれた。デリカD:5の人気は、まだまだ続きそうだ。

この記事の画像を見る(9枚)
<デリカ D:5「P」>
ボディサイズ:全長4800mm×全幅1815mm×全高1875mm
ホイールベース:2850mm
車重:1990kg
エンジン:2267cc直列4気筒ディーゼル
変速機:8速AT
駆動方式:4WD
最高出力:107kW(145ps)
最大トルク:380Nm(38.7kgfm)
燃費:12.9km/L(WLTCモード)
乗車定員:8名
価格:494万4500円
小川 フミオ モータージャーナリスト

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おがわ ふみお / Fumio Ogawa

慶應義塾大学文学部卒。複数の自動車誌やグルメ誌の編集長を歴任。そのあとフリーランスとして、クルマ、グルメ、デザイン、ホテルなどライフスタイル全般を手がける。寄稿媒体は週刊誌や月刊誌などの雑誌と新聞社やライフスタイル誌のウェブサイト中心。

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