有料会員限定

高級車オーディオ"最後発ヤマハ"が躍進の舞台裏…なぜ三菱「アウトランダー」はBoseでなくヤマハを選んだのか、トヨタ「センチュリー」にも採用

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

しかし16年頃に転機が訪れる。EV(電気自動車)化の進展を受けて、車載オーディオへの本格参入を決断したのだ。EVではエンジン音がなくなり車内が静かになるため、オーディオの品質が際立つ。将来、自動運転が進めば、車内は単なる移動空間から「過ごす空間」へと変わる。ヤマハは音の価値が高まる商機と読んだ。

とはいえ、実績を重視する日系完成車メーカーへの参入は容易ではなかった。そこでヤマハが活路を見いだしたのが、既存の序列が通用しない中国の新興EV市場だった。

「われわれ同様、中国のEVメーカーもこれからブランドを確立しようとしており、他よりよいもの、今までにないものを求めていた」(荻野氏)

ピアノの「YAMAHA」が宣伝材料に

次ページ「世界で最高の音を」
関連記事
トピックボードAD