3位は紅麹での健康被害が発生した小林製薬で2.52件。通報件数89件で従業員数3534人。管理職が講師となり内部通報制度に関するテーマをディスカッションするコンプライアンス15分研修なども実施している。
同社は健康被害問題ではリスク管理委員会などリスクマネジメント体制は整備されていたが、迅速な対応ができなかったと批判を受けた。社外取締役は過半数を占め、「伊藤レポート」の伊藤邦雄・一橋大学名誉教授など大物が揃っていた。多くのESG評価でもガバナンス評価は低くなく、外部からの評価に限界があることも改めて示された。
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