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「100年ごしのETF売却」決めた日銀、異次元緩和の出口は遠い…最大株主の退場でも株式市場への影響は限定的、銘柄ごとの保有割合は最大25.1%
影響は銘柄によっても異なる。
日銀は、ETFの保有割合に比例した形で売却を進める、つまり、輪切りにしていく方針だが、2021年まではTOPIX連動に加えて日経平均連動のETFも買い入れ対象だったため、一部の日経平均銘柄で日銀保有割合が高い。
井出氏は銘柄別に日銀がETFを通じて株式保有している割合を推計している。2025年8月1日時点で71社が10%を超えている。

日銀の保有割合は、最大のアドバンテストで25.1%に上り、保有割合が大きい銘柄ほど日銀の売却による下落圧力も大きくなる。現在のように上昇基調のときは影響が吸収されるとしても、銘柄によっては下げ局面で影響が大きくなる可能性もある。
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