スーツケースの修理、《キャスターや取手が壊れた、交換したい…》空港関係者も利用!長く使うために覚えておきたい「破損した時の選択肢」
スーツケースが破損した際の適切な対応について、シチュエーションごとに紹介しよう。
【空路運搬中に破損した場合】
スーツケースの破損が最も多い場面が、航空会社による運搬中だ。荷物の積み下ろし中に破損するケースも多い。この場合、出発空港で荷物を預けた段階から到着地で引き取るまでの間に生じた破損であれば、航空会社の責任とみなされ補償を受けることができる。
ただし、破損がわかった段階ですぐにターンテーブルエリアにあるバゲージクレームカウンターにて、破損状況の報告などを含めた手続きが必要だ。その際、搭乗券とクレームタグの両方が必要となるので、これらは荷物の無事が確認できるまで必ずとっておこう。
【旅行中に破損した場合】
空港以外で破損した場合はどうだろうか。旅行中であった場合は、旅行保険にて補償を受けることもできる。ただし、「携行品損害補償」が含まれていることが条件となるので事前に確認しておくとい。
【平常時に破損した場合】
また、旅行中に限らず、経年劣化や初期不良などによって平常時に破損した場合はどうか。メーカーの補償期間内であれば、直接メーカーやカスタマーサービス、購入店に連絡しよう。購入時の保証書は必ず保管しておくように。また、仮に補償期間が過ぎていても諦める必要はない。修理自体は有償で可能な場合もあるので、メーカーに相談してみよう。
上記の補償や修理を受けるためにはいくつか条件もあり、場合によっては補償されない、あるいは修理費用が著しく高額になってしまうこともある。
しかし、思い出の詰まったスーツケースやハイブランドの高額スーツケースなどであれば、簡単には手放したくないだろう。そんなとき、最後の砦となるのが「修理専門業者」に依頼するという方法だ。
あらゆる修理に対応できる奥の手は「専門業者」
補償の範囲内で修理できるに越したことはないが、それがかなわなかった場合でも、実は修理専門業者に依頼すればほとんどのケースで修理が可能だ。
筆者は、旅の専門家として数多くのスーツケースを扱い、破損に伴うさまざまな修理を試してきた。その経験上、とくに利便性が高いと感じる修理専門業者としてトップに挙げたいのは、全国に店舗を展開する「MY SUITCASE」だ。
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