有料会員限定

“ガラパゴス”と揶揄され…劣勢続いた「国産ゲーム」の復活劇 興銀からゲーム会社社長に転身した異色クリエーターが振り返る“激動の20年”

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

当時は「PlayStation2(PS2)」後期から「PlayStation3」前期の時代でしたが、PCや「Xbox」で開発されていた海外のゲームメーカーから、前述したFPSやオープンワールドゲームといった魅力的な作品が次々と登場して注目を集め始めました。

そしてPS2前期に全盛期を迎えた日本のRPG(JRPG)に対し、海外のユーザーから不満や改善要望が上がるようになります。多くの市場関係者が、ゲーム市場はこのままシューティングゲームやオープンワールドゲームが主流となり、日本が得意とするRPGやアクションゲームは片隅に追いやられるだろうと感じていたと思います。

――任天堂を筆頭に、日本ではかわいいキャラクターが出てくるような、家族で楽しめるゲームも人気があります。FPSやオープンワールドのゲームを日本のメーカーが開発するのは難しかったのでしょうか?

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD