立憲民主党公認で比例選に出馬予定の蓮舫前参院議員「渡り鳥になってもいいから、もう一回、国会で私を使っていただきたい」

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聴衆と握手を交わす蓮舫氏(27日午後、東京都内で)=山崎崇史撮影

各党が著名人候補に期待するのは高い発信力と集票力だが、期待通りの力を発揮できるか課題もある。

「渡り鳥になってもいいから、もう一回、国会で私を使っていただきたい」

27日夕、東京都内の東急自由が丘駅前。立憲民主党公認で比例選に出馬予定の蓮舫前参院議員が街頭演説を行い、活動をスタートさせた。

参院議員を辞めて出馬した昨年7月の東京都知事選での落選後、自身のインスタグラムで、「120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれて、これでまた国政に戻るというのは私の中では違う。そうしたら渡り鳥みたいだ」と国政復帰を否定していた。

蓮舫氏の擁立を巡り、24日の党会合では「デメリットの方が大きい」「選挙区にも影響する」などと批判も噴出した。増える票よりも、減る票が多いのではないかとの懸念があるためだ。

ただ、都議選では25か所で応援に入り、議席増に貢献したとして、執行部が擁立を押し切った。党勢が伸び悩む中、状況を打開したいとの判断もあったとみられる。野田代表は27日の記者会見で、「ニュー蓮舫、生まれ変わった姿で、党勢拡大に力を尽くしてほしい」と期待を寄せた。

自民党公認で東京選挙区に挑戦する鈴木大地・元スポーツ庁長官は27日、都内で業界団体から推薦状を受け取った。鈴木氏は、1988年のソウル五輪で男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得し、一世を 風靡(ふうび) したが、擁立が発表されたのは1か月前だ。

団体幹部から「擁立が遅かったね」と声を掛けられると、「出遅れているので頑張ります」と応じた。鈴木氏は記者団に「若い人には知名度がない。とにかく時間との勝負だ。回れるだけ回る」と力を込めた。

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