女性投資家に学ぶ、大人の「賢い」コスメ美容術。美に役立つ銘柄の選び方や「やめどき」は?働く女性に知ってほしい、美容を通じた「投資」の本質
投資先は自分の大切なお金の預け先ですから、自然と決算書を見る機会も増えるでしょう。普段から興味があった企業なら、たしかにこの商品が伸びていたな、インバウンド需要が高そうだったな、などとイメージも湧きやすいでしょう。
やめ時がわからなくならないように、最初に「自分の投資戦略」を練っておくのも手。「この優待をもらいたい」なら、優待がなくなった時。また、引っ越しや人生の節目で買い物をする場所が変わったら、その時々の生活に合わせて手放すのも手です。
美容と同じように、自分に必要なものを見極めれば、判断するのは困難ではありません。勉強がてら、「欲しい化粧品リスト」ならぬ「株のお買い物リスト」を作成してもいいでしょう。株価が下がれば配当利回りは上がるので、いわばセール!、買い時ですね。
「賢さ」の第一歩は自分のことを知ることから
――親近感がある美容から株を始めることは、賢く美容を楽しむひとつの方法になりそうですね。
美容は、自分に対する投資のひとつです。みなさんも、はじめから美容に詳しかったわけではなく、コスメを買いに行ったりいろいろなアイテムを試すことで知識を身につけてきたはずです。株式投資も同じで、結局は触れているかいないかの差なのです。
働き世代の女性たちは、ライフスタイルが多様化して選択肢も増えています。その中で、「賢く」生きる選択を自分でしないといけません。そのためにはまず、プロの言葉も頼りながら、自分自身をよく分析することです。
株以外にも、簡単にできることとして、普段PayPayでお買い物をする方はポイント投資から始めてもいいでしょう。美容関連のふるさと納税をチェックして、税金への理解を深めることも有益です。ただし、利回りは食品などのほうがいい印象なので、自分や自治体にはどんな利があるのかな?としっかり考えて判断することが重要です。

私の最近の癒やしは、子どもと一緒に石鹸を作ること。香りは記憶に残るといいますから、“お母さんの匂い”として覚えていてくれたら嬉しいなと思っているのですが、これも美容にまつわる有益な過ごし方かもしれません。
人間の暮らしに大切なのは、マインドの健康・お財布の健康・体の健康だと日々感じています。自分が好きな自分であり続けるために、賢い美容を通じてこれら3つを守ることが、幸せにつながるのではないでしょうか。
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