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天然クロマグロ漁獲枠拡大やエサ代高など逆風に DX活用で「養殖マグロ事業を伸ばす」双日の挑戦

加工場でブロック状にカットして出荷する(記者撮影)
1日に取り上げるマグロは20~30尾。加工場では船上で取り切れなかった小さな内臓を除去し、ブロック状にカットして首都圏を中心に出荷する。セリは通さず、直接取引先に運ばれていく。
「うちのマグロは脂の乗り、食感、色とも評価が高く、品評会に出すとだいたい賞をもらっている」と大西社長は胸を張る。2024年の長崎県まぐろ養殖業協議会の品評会ではツナファームのマグロが最優秀賞に輝いている。だが、マグロ養殖事業の事業環境は天然マグロの漁獲枠拡大やエサ代の高騰で、むしろ厳しさを増しているという。
天然マグロの増減に左右される養殖
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