ゲートウェイ再開発で出土した「高輪築堤」の未来 どの場所で何が見つかったのか担当者を直撃

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2024年12月に一般公開された高輪築堤(筆者撮影)

わが国で初めての鉄道が営業を開始したのは、1872年10月14日(旧暦9月12日)、新橋(現在の汐留)―横浜(現在の桜木町)間のことである。

海面部分に線路を敷設

開業当時、現在の港区芝4丁目付近から現在の八ツ山橋付近までは海だったので、海面部分に線路を敷設するために築かれた構造物が高輪築堤である。再開発の工事により見つかった構造物は山手・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅の西側、駅と国道15号線との間付近にある。

港区教育委員会主催のもと、高輪築堤跡現地見学会が、2024年12月8、9日と2日間にわたって一般公開された。当日は天候にも恵まれ、2日間の合計で4306人(1日目2544人、2日目1762人)の見学者が訪れた。

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