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イーロン・マスクが持ち込んだ「大規模な利益相反」 自身の会社を調査する機関で次々リストラ

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少なくとも現時点では、マスクとマスクの企業に関わる調査や訴訟で、新政権が発足してから正式に取り下げられたものはない。またニューヨーク・タイムズの調査では、自身の企業に対する調査の打ち切りや停止をマスクが直接命じたという証拠も見つかっていない。

それでも、連邦政府機関に広がる大混乱は、マスクがホワイトハウスに持ち込んだ大規模な利益相反の最初の試練の1つとなるもので、そこには17の連邦機関との100件の契約も含まれる。

マスクは現在、上場企業のテスラを含む6つの企業を所有している。

自身が創業したスペースX、人工知能スタートアップのxAI(エックスエーアイ)、トンネル掘削ベンチャーのボーリング・カンパニー、脳内コンピューターインプラント開発企業のニューラリンクはいずれも非上場企業。マスクはさらに、旧ツイッターのXも所有する。

マスクの企業は過去5年間で130億ドルの契約を獲得し、その大半を集めているスペースXは最大の政府契約企業の1つとなっている。

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