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PCが「通信込み」で買える時代は来るか KDDIがPC大手と組む「eSIMビジネス」の本気度

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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大手PCメーカーにとっては、通信サービスをまるごと自社製品に組み込めるうえ、初期コストとリスクを抑えられる魅力が大きい。

現在は法人向けが主戦場だが、KDDIの那谷氏によれば、個人ユーザーへの展開も検討しているという。個人の場合は使う頻度やデータ通信量にばらつきがあり、一律の通信プランでは対応が難しい面がある。

そこで、KDDIは格安プラン「povo」の仕組みを活用し、PC向けサービスへ展開する構想を検討しているという。

povoは必要なときだけデータ通信を“トッピング”ととらえ、必要な分の通信を追加できる仕組みのサービスだ。

これが実現すれば、個人ユーザーでも「買ったその日からネットにつながるPC」を手軽に選べるようになるかもしれない。

監視カメラや車いすに通信が“溶け込む”

ConnectINの狙いは、PCだけにとどまらない。KDDIが描いているのは、これまで通信機能が入っていなかった機器にまで常時接続を広げることだ。

たとえば監視カメラにAI機能を載せ、異常を検知したときだけ映像を送信すれば、ネットワーク帯域を無駄に使わずに監視を強化できる。

車いすに通信が搭載されれば、段差や急な坂道をリアルタイムで把握し、安全なルートを案内するといったことも可能になる。

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