与党との政策協議方式を選んだ国民民主党。「大きな民意」を掌握できるか、玉木代表の力量が問われる。
国民民主党が突然、脚光を浴びている。10月27日の衆議院総選挙で議席の4倍増を達成し、一躍、「キー政党」に浮上した。と思ったら、2週間後、玉木雄一郎代表が不倫疑惑報道を認めて記者会見で謝罪というびっくり仰天の展開となる。話題満載で、ただいま注目度ナンバーワンだ。
衆院選前、一部の事情通を除いて、国民民主党の大飛躍を言い当てた人は少なかったのではないか。選挙公示前の7から28(実際の当選者は31だったが、候補不足で比例代表選挙の3議席が他党に)に議席を伸ばしたのも驚きだが、比例の総得票も大幅増だ。2018年5月の結党(旧・国民民主党)以後、2019~2022年の3回の衆参選挙は259万~348万票の水準だったが、617万票を得た。
とはいえ、党発足後の6年5カ月、苦難の連続であった。
以前は「つなぎの政党」との冷たい見方も
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら