泣きたくないなら労働法 佐藤広一著
「労働法」とは、労働者と使用者が対等の立場で労働条件を決められるように労働者を保護する目的で作られた法律全般の総称。ところが、これまで使用者が労働者に一方的に不利な労働条件で働かせていた実態があった。
社会保険労務士である著者は、こうしたことが起きないように労使が雇用のルールを正しく理解し合える環境こそが、企業目的達成の礎になるとし、そうした視点から労働法を解説している。
給与明細の詳細な見方から、残業代の割り増し基準、有給休暇の時間単位での取り方、介護・育児休暇の取り方、どんな場合なら配置転換を断れるのかまで、労働者ならぜひ知っておきたいルールが網羅されている。
光文社新書 777円
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