オリンパス不正経理事件、第三者委員会が旧経営陣一新を求める、監査法人の責任も指摘

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 監査法人の責任についても言及した。問題となっている期間にはあずさ監査法人と新日本監査法人の2つの法人が関与している。あずさ監査法人については09年3月期の監査において大きな意見対立があったにも関わらず無限定適正意見を付したことが大きな問題だと指摘。新日本監査法人についても、就任間もなかったとしても問題なしとはしないとした。両者の業務引継においても形式的なものに終わっていたと問題視している。
 
 また、10年以上に渡って損失を隠し続けてきたことについて「トップ主導で損失を先送りし続けた社内体制にも問題がある。株主をはじめとするステークホルダーへのダメージは大きい」と指摘した。

再発防止策の提言も行った。提言内容は次の点だ。(1)旧経営陣の一新、(2)監査法人と会社の関係について、(3)関係者の法的責任の追及、(4)ガバナンス刷新委員会の設置、(5)経営監視委員会または経営監視役の設置、(6)社外取締役、社外監査役の充実、(7)新経営陣、監査役の意識改革。

中でも旧経営陣の一新については、時期こそ明確にしなかったものの、不正経理に多少でも加担した役員、当時の問題案件の処理に当たった取締役も然るべき時期に交代するべきと語った。

(伊藤 崇浩 撮影:今井 康一 =東洋経済オンライン)

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