任天堂が3DS向けタイトルを大量投入へ、年末商戦に向け背水の陣

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任天堂が3DS向けタイトルを大量投入へ、年末商戦に向け背水の陣

任天堂は13日、都内で「ニンテンドー3DSカンファレンス 2011」を開催し、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けの期待のタイトルを発表した。

今回のカンファレンスのポイントは、任天堂の定番タイトルに加え、サードパーティーの大型タイトルの投入が明らかになったことにある。1時間にわたるプレゼンの最後に、任天堂の岩田社長は年末商戦に向け、「盤石」の体制を整えたことを強調してみせた。

任天堂のタイトルとしては「マリオカート7」「スーパーマリオ 3Dランド」「マリオ&ソニック ATロンドンオリンピック」「マリオテニス(仮称)」「どうぶつの森(仮称)」「トモダチコレクション(仮称)」など、すでにヒット歴を持つシリーズの続編が次々とプレゼンされた。これらは秋以降、年末商戦に向けて、順次発売される。

サードパーティーのタイトルの中でもっとも反響が大きかったのは、カプコンの「モンスターハンター」シリーズだ。モンハンは、昨12月のPSP向け「モンスターハンターポータブル3rd」が大ヒットを記録し、ハード(PSP)の売上にも大きく貢献した。「コアなゲームファンが今最も注目しているソフト」と、『週刊ファミ通』などを発行するエンターブレインの浜村弘一社長は分析する。先週、続編である「モンスターハンター3G」が3DSで発売されることが明らかとなり、ネット上でも話題を集めていた。
 
 カンファレンスでは、3Gの12月発売に続き、「モンスターハンター4(仮題)」も3DS向けに開発中であることが明らかとなった。プレゼン後の、体験ブースでも、モンハンのブースに最も長い列ができた。

また、ユーザーの男女比率がほぼ5:5だったDSと比べ、3DSでは女性ユーザーが3割と少ないことから、10月20日には新色である「ミスティピンク」を追加する。「ガールズモード」など、女性向けのオリジナルタイトルも投入される予定。

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