出張をスマートに、「スーツケース」選び方の正解 短期出張で活躍「機内持ち込み用」がトレンド

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スーツケースの要ともいえるキャスターも重要なポイントとなる。方向転換や急な動きの際には、2輪より4輪のほうが取り回しがしやすい。さらに、1輪に2つのホイールが付いたWキャスターのほうが、より安定した走行が可能だ。また、早朝や深夜の移動に備え、静音仕様であればありがたい。これらの性能について、各メーカーにどのようなこだわりがあるのかをチェックすることをお勧めする。

また、移動が多い出張シーンに不可欠なのが、電車内などでキャスターが勝手に転がらないようロックできるキャスターストッパー。この機能があれば、新幹線でトイレに行く際や、離れたスペースにスーツケースを置いておく際もほかの乗客に迷惑がかからないため安心だ。

PCや資料を素早く出し入れしたり、駅でお土産を購入したりすることの多い出張ユースには、両面にのみ開くタイプよりも、立てたまま出し入れできるフロントオープンが圧倒的に便利。さらに、フロントがフルオープンできてメイン収納にも直にアクセスできるタイプであれば、狭いホテルの部屋でもパッキング時に省スペースとなる。

長く使うためには、強度と耐久性を保ちつつ軽量化も実現できる純ポリカーボネートポリカ+ABS樹脂などがオススメだ。また、雨を想定した場合、ソフトよりもハードのほうがケアしやすい

質感やデザインの意匠も素材によって変わってくるが、ポリカ製は加工しやすくさまざまなデザインに応用がきくと言われている。また、根強い人気のアルミ製も、デキるビジネスパーソンのイメージを裏切らないビジュアルのものが多い。

機能性とスタイリッシュなデザインを求めるなら?

ここまでのポイントを理解したなら、自身のニーズに合わせて選ぶとよいが、とくに機能性とスタイリッシュなデザインを重視する人は、スウェーデンのブランド「innovator」をチェックしてほしい。

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