「タウンエース」キャンパー軽モデル超えなるか レクビィ「コット/ホビクル タウンランダー」

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ほかにも、このモデルは、エンジン停車中に家電製品などの電源となる100Ahのリチウムイオンバッテリー、室内を暖めるFFヒーターなど、本格的キャンピングカー並みの装備が満載だ。また、吸音/遮音/制振材、熱反射シート、断熱シートを3段重ねにした独自の薄型シートを壁面内側などに採用。室内へ外からの熱や音、振動などが伝わりにくく、季節を問わない快適な室内空間に貢献する。

価格(税込み)は、標準装備車の場合で、ガソリン車2WDが470万8000円、ガソリン車4WDが495万1100円。また、専用ホイールや外装のオリジナル塗装とデカール、200Wのソーラーパネルなどのオプションを装備した展示車の場合では627万660円となっている。

男性をターゲットにした「ホビクル タウンランダー」

ジャパンキャンピングカーショー2024に展示されていた「ホビクル タウンランダー」
ジャパンキャンピングカーショー2024に展示されていた「ホビクル タウンランダー」(筆者撮影)

一方のホビクル タウンランダー。このモデルは、キャンピングカーのエントリーモデルとして開発し、シンプルで拡張性の高い装備などが特徴のモデルだ。主なターゲットは男性ユーザーで、外装にはグレーとホワイトのツートンカラー、それにブラックの差し色をマッチングしていることがポイント。ボディサイズはコットと同じ全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mmで、こちらも外観フォルムはほぼノーマルのままだ。なお、展示車のベースはタウンエース バンのGLグレード(4WD)で、8ナンバーのキャンピングカー登録車、乗車定員5名/就寝定員2名というスペックも、コットと同様だ。

コットとの大きな違いは、3段階で高さを変更できるベッド
コットとの大きな違いは、3段階で高さを変更できるベッドだ(写真:レクビィ)

このモデルの大きな特徴は、上・中・下段にセットできるベッドだろう。室内後方に独自の「ベッドレール・エクステンドスライダー」を採用することで、ベッドマットの高さ調整を可能とする。また、ベッドを展開しないときは、分割式ベッドを活用し3段式の棚にすることも可能。荷物の大きさなどに応じたアレンジもできる。なお、ベッドマットには、高い剛性を持ちつつ軽さも両立する素材を採用。ベッドには帆布風の難燃生地を使うことで、高い耐久性なども実現する。

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