ガソリン車で燃費30キロ、ダイハツがハイブリッド車に肉薄

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 もちろん他社も黙ってはいない。軽のライバル、スズキは「燃費性能で負けるつもりはない」(技術担当の本田治副社長)と公言。ホンダも、軽でダイハツ並みの燃費性能を視野に入れている。6月にはマツダが従来基準ながら燃費30キロメートル/リットルの小型車「デミオ」を投入したばかりだ。

エコカーといえば、HVや電気自動車が先頭を走ってきた。だが、ガソリン車へのニーズは依然強く、各社は低燃費技術をほかの車両にも応用し、海外展開もにらんでいる。環境技術が向上してきたガソリン車を巻き込んだ低燃費競争はさらに過熱しそうだ。

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(本誌:並木厚憲 =週刊東洋経済2011年7月30日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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