2024年の米大統領選挙は、バイデン大統領とトランプ前大統領の一騎打ちになる見込みが強まっている。そうした中、米国のメディアは過ちを繰り返さないためにどうすべきかを論じるようになっている。
16年の大統領選でトランプが報道から受けた恩恵は、換算すると20億ドルにも及ぶという調査がある。物珍しさやメディア操作に長けた言動もあり、ほかの候補者より多くの露出機会がトランプに与えられた。メディアには、彼の勝利に手を貸したという反省がある。
警戒すべきトランプの発言
トランプの発言が16年の大統領選のときよりますます過激化していることを国民もメディアも警戒すべきだ。「大統領就任初日だけは独裁者になる」、「移民は米国の血を汚している」、「選挙結果をごまかした共産主義者、マルキシスト、ファシスト、急進左派のやつらはこの国に巣食う害虫だ」。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら