2位はJT。人材活用50位、環境57位、企業統治+社会性8位といずれも上位に入った。業績が好調で、財務は8位と総合順位を押し上げた。
国内では市民参加型清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」や芸術・スポーツ振興など広範な社会貢献活動に取り組む。海外を含むサプライチェーン全体で、葉たばこ生産者の生活向上支援や児童労働の防止・撲滅にも取り組んでいる。実際に同社の社会貢献活動支出額は67億6300万円と国内トップクラスだ。

児童労働撲滅を目的にマラウイなど生産地に学校設立(写真:JT)
環境分野では、ヨルダンのたばこ工場で製造工程や施設内空調に太陽熱を活用し、年間100トン以上の温室効果ガス削減を達成した。
同社は事業の特性上、サステイナビリティー分野では厳しい視線を向けられることが多い。だが、それゆえに継続してきた地道な取り組みが数値にも表れ、トップと僅差の2位となった。
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