会社員の副業や転職も大事なのは「起業家精神」だ 『起業家という冒険』成田修造氏に聞く

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『14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険』著者の成田 修造氏
成田 修造(なりた・しゅうぞう)/起業家・エンジェル投資家。1989年生まれ。慶応大学在学中にアトコレを設立。2012年クラウドワークスに参画し大学4年生で執行役員に。創業3年目に株式上場を果たした後、取締役副社長兼COO(最高執行責任者)として全事業を統括。22年12月同社を退社。(撮影:尾形文繁)
14歳のときに父親が失踪、17歳で母親が倒れ破産。厳しい状況の中で奨学金を得て入学した慶応大学在学中は、学生でありながら会社員として働き、起業を経験し、クラウドワークス執行役員となる。上場後は取締役副社長に就いた。参画から10年の2022年に同社を離れ、現在34歳。「リスクをうまくとることで、人生は好転する」と、起業を軸にしたキャリア論を語る。
『14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険』(成田 修造 著/ダイヤモンド社/1650円/234ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──なぜ「起業」なのですか。

今は、個人の能力開発や自発的なキャリア形成が重視されると同時に、大きな変化の時代だ。新卒入社した会社で定年まで安泰とはいかないし、大企業が倒産することも、自社が突然日本の会社じゃなくなることもある。正社員以外の雇用の形も増えている。「人生100年時代」は、ライフステージによって働き方を変えることも当たり前。その中で具体的に何をしていくか示したかった。

起業を勧める本だが、それは必ずしも会社を立ち上げたり、スタートアップ企業の創業メンバーになったりすることに限らない。重要なのは「起業家精神」。このマインドに基づくキャリア選択を「起業」と呼び、5つの形を挙げた。①副業、②独立、③社内起業、④転職、⑤スタートアップ起業だ。

会社に勤めながらの副業や社内起業、そして独立や新興企業への転職も、起業の形の1つだと僕は思う。自分の置かれた状況やスキルを見つめ、どんなリスクなら取れるかを検討して、それぞれが可能な道を選んでいく。本には、5つの起業の形について、おのおののメリットとデメリット、実現方法などを書いている。

大事なのは起業家精神

──成田さんは、学生時代に起業家としての活動を開始しています。

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