よりアクティブな学び、「反転授業」の効果を検証 講義は動画で事前視聴、授業中にグループワーク

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勉強中の大学生グループ
(写真:Fast&Slow/PIXTA)

2020年4月に発出された第1回緊急事態宣言は、大学教育におけるICT(情報通信技術)活用を強力に推進した。この時期、多くの大学教員は講義動画を撮影し、オンライン授業へのリアルタイム参加ができない学生の学びが滞ることのないよう奮闘した。きっかけはともあれ、対面授業の完全再開以降も、多くの講義動画が作成され続けている。

本稿では、デジタル教材の活用によって大学での学びをよりアクティブにアップデートできるかもしれない「反転授業」の効果を、ランダム化比較試験(RCT)の手法で検証した研究を紹介したい。

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