国家と政治 危機の時代の指導者像 田勢康弘著

国家と政治 危機の時代の指導者像 田勢康弘著

本書の冒頭に戦前の政治家、中野正剛の言葉の引用がある。「国は経済によりて滅びず、敗戦によりてすら滅びず。指導者が自信を喪失し、国民が帰趨に迷うことによりて滅びるのである」。

日本を取り巻く社会状況のおよそすべてに閉塞感が漂う中、政治に対する失望が頂点に達し、この言葉が現実になることを著者はおそれる。

こうした中、国家的危機に即応した政治のあり方、望まれる指導者像とはどのようなものなのか。佐藤栄作から菅直人まで、40年間にわたり23人の総理大臣を取材してきた政治ジャーナリストが、民主党への政権交代前後から、東日本大震災直後までの政治の動きを振り返りながら、さきの問いに迫っている。

NHK出版新書 819円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
ディズニーシー拡張に透ける<br>「最強パーク」ゆえの焦燥

2500億円の投資で東京ディズニーシーを拡張するオリエンタルランド。集客絶好調ゆえの混雑で低下する顧客満足度に手を打つ。入園者数増加と値上げを両立したUSJの猛追も意識。