高校生に人気の仕事1位はIT・エンジニア系、起業志望率は大学生よりも高い ペンマーク調査、英語習得には意欲も留学希望は4割程度にとどまる

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高校生の約22%がITプログラミングに興味あり

「興味のある資格・スキルを教えてください」という問いには、多い順に「TOEIC・TOEFL・英検」が25.8%、「IT・プログラミング」が22.4%、「簿記・会計・税務」が18.6%となった。

高校生13万人に興味ある資格・スキルを尋ねた調査結果のリリースより

2020年からプログラミングを扱う「情報I」が必修化されたほか、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略において新たに必要となる業務に順応できるように従業員がスキルや知識を再習得するリスキリングを求められている昨今では、IT・プログラミングは今後さらに重要になっていくと予想される。こうした時流を踏まえた結果となっているようだ。

資格興味は英語が1位も「留学したくない」学生が多数派に

興味のある資格の1位に「TOEIC・TOEFL・英検」が挙がったように、英語習得は社会人の重要スキルと捉えている高校生は多かったものの、「大学進学後、留学したいですか?」という問いには、「留学したい」が43.3%にとどまり、「留学したくない」が56.7%と上回った。

ペンマークは「学生へのヒアリング結果からは、高校生の海外留学を促進するためには経済的な支援だけでなく、教育現場での留学情報の提供を強化し、帰国後の大学入試での不利益を軽減する策を講じることが喫緊の課題となりそうだ」としている。

留学したい国の上位は、順にアメリカ合衆国が63.2%、カナダが34.7%、オーストラリアが32.6%だった。

調査元:Penmark https://corp.penmark.jp/news/20230818

(注記のない写真: pearlinheart / PIXTA)

東洋経済education × ICT編集部

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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