相場急落で資産減少の危機が迫る中、課税逃れに走る富裕層が急増している。

「ロレックスの腕時計は、お気に入りのデイトナ1本を残して、あとはすべて売り飛ばした。買ったときの値段からすると、300万円ぐらいの利益が出たと思う。新しいロレックスを買ってもよかったが、今はアップルウォッチを着けている。メールなどをサッと確認できて便利なので、これで十分だ」
そう話すのは、元リクルートホールディングスの社員で、現在は専業個人投資家の黒田弘明さん(仮名、40代)。2014年にリクルートがIPO(新規株式公開)した際、100人以上が「億万長者」となったが、そのうちの一人である。
同社を離れてからは、リクルート株を売った資金を元手に、さまざまな金融商品に投資し、生計を立ててきた。現在5億円弱ある金融資産のうち、投資に充てているのは1億円強。株高の波に乗って順調に資産を増やしてきた。だが、昨春以降の相場急変で「2000万円弱の損失を出してしまった」という。
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