小2で単身中国留学した起業家・平原依文さん、「教育で社会を変える」の真意 目指すのは「世界中の境界線を溶かす」こと

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「居心地のいいところに長期間いると、自分が手に入れたものとか権限をずっと持ち続けたいと思うようになってしまいます。だからなるべく早く権限と権利を次の世代に渡したほうがいい。将来はニュージーランドに学校をつくることを計画しています。そこで暮らしている人や旅人が訪れ、何か教えたいことがあればその人が先生になって授業をする、そんな学校です。私は悔いのない人生を生きたい。だから失敗は成長痛だと考えるようにしているんです」

平原依文(ひらはら・いぶん)
HI合同会社代表
小学2年生から単身で中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学。東日本大震災の時に帰国し、早稲田大学国際教養学部に入学。新卒でジョンソン・エンド・ジョンソンに入社し、デジタルマーケティングを担当。その後、組織開発コンサルへ転職し、CMOとしてマーケティングを牽引しながら、広報とブランドコンサルティングを推進。「地球を一つの学校にする」をミッションに掲げるWORLD ROADを設立し、世界中の人々がお互いから学び合える教育事業を立ち上げる。2022年には自身の夢である「社会の境界線を溶かす」を実現するために、HI合同会社を設立。SDGs x 教育を軸に、国内外の企業や、個人に対して、一人ひとりが自分の軸を通じて輝ける、持続可能な社会のあり方やビジネスモデルを追求する。Forbes JAPAN 2021年度「今年の顔 100人」に選出。青年版ダボス会議 One Young World 日本代表、教育未来創造会議(内閣官房)構成員、 株式会社Fun Group Chief Sustainability Officerなども務める

(文・崎谷武彦、写真:すべて平原氏提供)

東洋経済education × ICT編集部

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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