国家管理の現代化へ、中国政府は改革を進めよ 科学技術の進化と少子高齢化への対応が不可欠

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24名の党政治局委員で構成される中国共産党中央政治局
政策の議論・決定を行う中国共産党中央政治局。24名の党政治局委員で構成される(写真:新華社/アフロ)
中国で政府機関の構造改革が始まろうとしている。『財新周刊』2月27日号の社論は、経済政策を重視する立場から、改革の方向性に注文をつけている。

中国共産党の指導部が一堂に会し、政策を決定する会議の1つである中央政治局会議が2月21日に開催された。そこで、「党と国家の機構改革方案」の草案について議論が行われた。前回の機構改革から5年ぶりの大きな動きであり、改革開放以来9回目の機構改革となる。中央政治局会議は、「問題解決志向的アプローチを貫く」ことを強調した。国家管理の現代化を促進する新たな改革に期待したい。とくに3年間の新型コロナウイルスとの戦いから得た経験と教訓を生かすことが重要だ。

繰り返される構造改革と課題

過去45年間、国家管理の現代化を目的とした構造改革が何度も行われてきた。1992年に開催された中国共産党第14回全国代表大会で、社会主義市場経済を改革の目標として決定して以降、党と政府機関の基本的な枠組みは大きく変わり始めた。

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