歌謡曲 時代を彩った歌たち 高護著
日本のポピュラー音楽の中心として独自の発展を遂げてきた歌謡曲の名曲を取り上げ、その魅力を探る。
「昭和歌謡」と呼ばれ見直されている、1960~80年代までの30年間の作品を中心に編まれていて、主要曲は、個々の歌手・作詞家・作曲家・編曲家などを詳細に解説している。
日本の大衆音楽で最も大きなムーブメントといわれるGSブームから始まり、自作自演が前提のニューミュージックが誕生した70年代、松田聖子、中森明菜などのアイドルが全盛期を迎えた80年代。そして、現在につながるコンピュータ音楽とダンスミュージックの萌芽まで、歌謡曲の変遷を俯瞰的に眺めていて、もう一つの昭和史とも読める。
岩波新書 840円
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