コインチェック、手放しで喜べないアメリカ上場 「3年遅れ」の暗号資産市場、国内上場に見切り

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マネックスグループ傘下のコインチェックがアメリカ・ナスダック市場に上場する。規制が厳しい日本市場は敬遠された形だ。

コインチェックは日本ではなく、制度整備が進んだアメリカでの上場を選んだ(撮影:風間仁一郎)

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「残念ながら日本で上場するより、アメリカに上場するほうがメリットは大きい」

ネット証券大手のマネックスグループは3月22日、子会社で暗号資産交換所を運営するコインチェックを、2022年内にアメリカのナスダック市場に株式上場させると発表した。欧米など海外での事業展開も視野に入れる。

世界の交換所で初めて株式上場したのは、2021年4月のアメリカのコインベース。同社に続く動きは日本勢として快挙といえる。だが、上場方針を発表した日の個人投資家向け説明会で「日本での上場可能性」を問われた松本大マネックスCEOは、冒頭のようにその可能性を否定した。

「残念ながら」の一言に、暗号資産をめぐる日本の現状への諦観がにじみ出ている。

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