ところで、この「結婚して子どもを持ってからの自分探し(ソウルサーチング)」、最近は日本でも聞くことはあるのです。
日本の育休制度は会社員なら夫婦共に1年(必要に応じてそれ以上でも)取ることが可能なので、長期育休を取って、新しい資格を取ったり、今後のビジネスに役立ちそうなことを勉強する話を聞くことがたまにあります。もちろん、それによって家事育児をどちらかに押し付けることになったら育休としては本末転倒ですが、ちゃんと夫婦バランスが取れるなら、この日本の恵まれた育休制度を活用しない手はありません。(ちなみに、誤解されがちですが、育休中の休業給付金は会社が支払うのではなく雇用保険から出るもの。なので、育休中に何をしようが自由です)
夫婦が順番に「ソウルサーチング」ができたら理想!
就職してから仕事について迷うことはよくある話。育休中以外でも、夫婦が順番に、必要なときに「ソウルサーチング」に集中できたら理想だな、とも思ったのでした。(ちなみに、私はフリーランスという仕事柄、ソウルサーチングをわりとやってきたような気がします。自分を見極めないと、営業も何も方向性が定まらないからです。そういう意味でも、ソウルサーチングの大事さは共感!)
ちなみに、第一子のときはビジネスモード全開で4カ月で職場復帰したアイシャさん。でも実際に子育てを初めてから、育児の楽しさや深さに目覚め、第二子のときには、第一子のときの分も利用して、1年7カ月の育休を取得したそうです。子育てはやってみないとわからない、という面白いエピソードだなと思いました。
というわけで、今回のつかれないヒントは……
↓
金銭的に大丈夫で、パートナーの理解も得られるなら、
仕事を休んでソウルサーチングをしてみよう。
集中的に自分探しをし新たなスキルを身につけることで、
自分にとっても家族にとっても明るい未来が待っているかも!?
さて、今回のマンガの最後のほうに出てきた家事問題。次回以降は、このご家庭の家事育児とその分担についてさらに深堀していきます。
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