ノースフェイス、成長のカギ握る「女性と子ども」 主力のメンズに続く「第2、第3の柱」を強化

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今やメンズファッションを代表するブランドになったザ・ノース・フェイス。さらなる成長に向け、レディースやキッズの強化に取り組む。

ららぽーとTOKYO-BAYにあるノース直営のキッズ専門店。週末は小さな子供を連れた多くのファミリー客が訪れる(記者撮影)

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多くの買い物客でにぎわう千葉県船橋市の大型商業施設、ららぽーとTOKYO-BAY。1階のキッズエリアには複数の子供服の店があるが、その中でも高い人気を誇る1店が、ザ・ノース・フェイス(以下ノース)のキッズ専門店だ。

ノースのキッズ用衣料は、Tシャツが4000円前後、トレーナーやスウェットパーカーが8000円台からと子供服としては価格が高め。にもかかわらず、毎週末には小さな子供を連れた多くのファミリー客が同店を訪れる。

「キッズ衣料がものすごく伸びている。親世代になったノースフェイスのファンが、自分の子供にも着せたいと買ってくれている」。国内でノース事業を展開するスポーツ衣料品メーカー、ゴールドウインの渡辺貴生社長は嬉しそうに話す。

女性との接点や専用商品増やす

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