旭化成、「祖業出身」の新社長に課せられた使命 繊維で培った経験を、会社の舵取りに生かす

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大手化学メーカーの旭化成が6年ぶりにトップ交代を行う。脱炭素の波が押し寄せる中、新社長に求められる要素とは。

次期社長の工藤氏は「リスクを取って成長戦略に繋げる」と意気込む(写真:旭化成)

「私は1982年の入社以来、3年ほど前まで繊維一筋で業務に邁進してきた。繊維事業はこの40年、ポートフォリオの改革が続いてきた。その経験を踏まえ、強いリーダーシップで仕事にあたっていきたい」

1月28日、旭化成の次期社長に就任する工藤幸四郎氏(62)は、オンライン会見で抱負を語った。

同社では2022年4月1日付で代表取締役社長の小堀秀毅氏(67)が代表取締役会長に退き、同日付で常務執行役員の工藤氏が代表取締役社長に昇格する。トップ交代は6年ぶりとなる。

旭化成は目下、ポートフォリオ改革の断行を掲げている。世界的なカーボンニュートラル(脱炭素)の流れなど、足元で急激に変化する事業環境に対応するためだ。それを適切にやりきる力があると評価され、工藤氏に白羽の矢が立った。

構造改革やM&Aを経験

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