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中国の若者に広がる自国中心主義 国外に留学する学生が激減

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欧米への留学生が減っている。コロナ禍だけでは説明できない若者の外国離れ。

中国の名門大学生の間で、外国留学への関心が薄れている。2020年6月の清華大学の卒業式(ロイター/アフロ)

中国の大学から国外に留学する学生が激減している。コロナ禍の影響が大きいのは確かだが、さらに根深いのは学生たちに蔓延する過度の愛国主義。さらには米国をはじめとする西側諸国を「学ぶ価値なし」と決めつける風潮だ。「井の中の蛙(かわず)」に陥りかねない風潮に、中国の大学内部からも状況を危惧する声が出ている。

中国で名実共にトップ校と目される清華大学(北京市)の2021年の学部卒業生で海外留学したのは全体の13.0%。18年の26.3%から3年間で半減した。やはり名門の北京大学でも同比率は30.3%から18.9%へと4割近く減った。

ほかの有力大学も同様で、上海交通大学では13.0%から8.9%へ、南開大学(天津市)では10.1%から6.0%へと減少している。最難関とされる名門大学ほど減少率が高いのが特徴だ。

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