2021年の中国のEV販売は前年比2.6倍。変貌する市場に対し、日本企業に策はあるか。
中国ではバッテリー駆動式電気自動車(EV)の普及が著しい。2021年の販売台数は291万台で前年比2.6倍となった。プラグインハイブリッドを含まないバッテリー駆動式電気自動車に限れば、世界の半分以上が中国で売れたことになる。
中国にとってEVの普及は国策であり悲願でもあった。販売台数の大半を占めるガソリン車は、日本や欧米の自動車メーカーとの合弁企業が優位だ。内燃機関を含むサプライチェーン全体で力量の差があるのだ。
中国政府はEVが外資優勢の中国自動車市場のゲームチェンジャーになりうると期待し、関連企業に多額の補助金を支給してきた。補助金の助けもあって、BYD(比亜迪)をはじめ中国地場メーカーはEVに注力し、販売台数は20年に100万台を超えた。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら