ホームセンター「出店競争」の知られざる白熱 業界再編はまだまだ続く

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ホームセンターの巨人が傘下に収める東急ハンズ。首都圏を中心に86店を展開し、百貨店内など一等地に店舗を構え、化粧品や文具など多様な雑貨を取り扱う。一方、北関東地盤のカインズは郊外に大型店を構える(28都道府県で227店)。売り上げに占めるプライベートブランド商品の比率が4割と高く、おしゃれな生活雑貨を豊富にそろえる。カインズの高家正行社長は今回の買収について、「相互補完関係が非常にある」と言う。

直近の売上高はカインズの4854億円に対し、ホームセンター業界2位のDCMホールディングスは4711億円と僅差だったが、東急ハンズ(売上高619億円)買収で両社の差が鮮明となる。

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