新中期経営計画での2025年の売上高目標
コロナ禍前の2019年比で20%の成長を掲げる。成長の柱は北米とASEANの機械事業だ。営業利益率目標は13%(19年は10.5%)。
──今回の新中計では小型建機の強化が目立ちます。
今回の中計で農機の伸び率は20%くらいある。だが建機は30%程度と伸び率が大きいので建機のほうを強調して書いた。
当然、農機事業も伸ばす。中計では東南アジアの農機事業を挙げた。タイではだいぶ機械化が進んできたが、インドネシアやベトナムといった国はまだ機械化比率が低い。経済発展も進む中、われわれ自身が市場を大きくしていく。
建機についてだが、当社は小型建機を1970年ごろからやってきた。ミニショベルやCTL(コンパクト・トラック・ローダー)といった住宅建設などに使われる機械を販売している。北米では20年以降、住宅着工が伸びており、これに伴い、建機需要も伸びていくとみる。足元でも、コロナ禍でニューヨークなどの都市部から郊外に移住し、テレワークをする人が増えている。ライフスタイルの変化に合わせて販売も大きく伸びた。1〜3月で見ると前年同期比で180%になった。
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