早起き手当や、社員同士でポイントを送り合う制度など多彩な仕組みがある。
給料アップを実現するには、基本給以外に支給される「手当」を増やす方法も有効だ。住宅手当や家族手当など従来ある手当だけでなく、ユニークな手当や、ちょっとした努力で受け取れる手当を創設する企業が増えてきている。
例えば、電気設備資材などの製造販売を手がける未来工業は、業務提案を1件提出するごとに500円が支給される改善提案制度を導入している。
オウンドメディア(自社サイト)支援や通販などを行うパスクリエイトは、「早起きは1000円の得」制度を実施している。始業より1時間以上早く出社すれば500円、2時間以上早く出社すれば1000円が支給される。
このほか、たばこを吸わない人や禁煙している人に対して支給する禁煙手当を導入している企業も多い。
仲間同士で「手当」支給
最新の手当として注目を集めているのが、従業員同士の交流の機会を増やし、チーム力を高めるために導入される手当だ。
その手当のシステムを開発・提供しているのは、インターネット広告のコンサルティングなどを手がけるFringe81の子会社であるUnipos(ユニポス)。従業員同士が相互に評価し、「ピアボーナス」という名の手当を送り合える。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら