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『クロード・シャノン 情報時代を発明した男』 『定年後の仕事は40代で決めなさい』ほか

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『クロード・シャノン 情報時代を発明した男』ジミー・ソニ、ロブ・グッドマン 著/小坂恵理 訳(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします)

[Profile]Jimmy Soni 編集者、ジャーナリスト。米ハフィントンポスト元編集長。スピーチライターやニュース番組のコメンテーターとしても活躍している。

[Profile]Rob Goodman 元スピーチライター。英『History of Political Thought』や米『Kennedy Institute of Ethics Journal』などに論文を発表。ソニとの共著に『Rome’s Last Citizen』がある。

天才の思考を追えるハイレベルな伝記
評者・スクウェイブ代表 黒須 豊

本書は、フォン・ノイマンら天才と並び称され、情報理論の父と呼ばれるクロード・シャノンの伝記である。

シャノンを知らなくても、スマホやコンピューターで情報量を表す単位として登場するビット(bit)という言葉を知らない人はいないだろう。

最近はGiga bit(約10億ビット)が当たり前の時代になり、大量の情報量がコンピューターで処理されるが、この情報量の最小単位を定義し、全ての情報が符号化可能であり、かつ、復号(元のデータに戻す)できることを理論的に証明したのがシャノンで、その情報理論は、人類史上に燦然(さんぜん)と輝く革命的イノベーションを引き起こした。

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