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『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』 『武器としての世論調査 社会をとらえ、未来を変える』ほか

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SNS通じ素人が参入 あらゆる戦いの先読めず
評者・北海道大学大学院教授 橋本 努

『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』P・W・シンガー、エマーソン・T・ブルッキング 著(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします)

[Profile]P. W. Singer 米ブルッキングス研究所の上級研究員。国防総省、国務省、CIAの顧問も務める。著書に『戦争請負会社』『子ども兵の戦争』『ロボット兵士の戦争』など。

[Profile]Emerson T. Brooking 紛争およびソーシャルメディアのエキスパート。米外交問題評議会リサーチフェロー。『アトランティック』『フォーリン・ポリシー』『ポピュラー・サイエンス』などに寄稿。

トランプ米大統がツイッターを始めたのは10年前。当時63歳だった彼は、4度目の破産を経験していた。だがその2年後にはツイッターの威力を熟知して、「炎上戦争」を仕掛けている。「負け犬!」「弱虫!」といった挑発的な言葉で怒りをぶちまければ、世間の注目を浴びることができる。2016年の米大統領選では、トランプはすでに、共和党内で指名を争うほかの候補者たちが追いつけないほどのフォロワー数を獲得していた。

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