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安倍首相の仲介外交は成功か失敗か(下) 米・イランの戦争を防ぐ役割を果たした

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イランの首都テヘランで安倍晋三首相がハメネイ(ハーメネイー)最高指導者と会談した6月13日に、ホルムズ海峡付近で日本企業が運航する船を含む2隻のタンカーが何者かによって攻撃される事件があった。

米国は、イランのイスラム革命防衛隊が攻撃した証拠を握っていると主張している。〈米海軍の当局者は19日、日本の海運会社が運航するタンカー攻撃に使われた水雷が、「これまでイランの軍事パレードで公開されたものと酷似している」と主張した。AP通信などが伝えた。米国は新たな「物証」を示すことで、国際社会の「イラン犯行説」への足並みをそろえたい思惑とみられる。/事件をめぐっては、トランプ米大統領が「イランがやった」と発言。イランの精鋭部隊・革命防衛隊による犯行の証拠だとする動画や写真を公開するなどして関与を断定してきたが、攻撃の決定的な証拠は示していない。一方で、イランは全面否定している〉(6月20日「朝日新聞デジタル」)。

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