「僕が作るゲームは心に残る異物だ」 インタビュー/ゲームクリエーター 小島秀夫
コナミから独立して51歳で起業。新作『デス・ストランディング』を開発中のカリスマを直撃した。
ゲームクリエーターの小島秀夫氏はコナミで世界的ヒット『メタルギア』シリーズを生み出したカリスマだ。同氏はコナミで29年を過ごしたあと2015年末に独立。現在はソニーと提携しながら新しいゲーム開発の真っただ中にある。新しい挑戦を続ける小島氏が語るゲームの過去、現在、未来とは?
──コンピューターゲームは変化が激しい業界です。その中にあって30年近くも最先端を走り続けてきました。
いつの間にか30年経ちましたが、僕の考え方はずっと変わっていません。ゲームというものは映画や小説などさまざまな要素を入れ込んだエンターテインメントだと思っています。「小島のゲームはアートだ」と言う人もいますが、僕にとってはエンターテインメントそのものです。
──小島さんが考えるゲームのエンターテインメントとは?
僕の定義では5つのポイントがあります。
1つ目はゲームをやっている時間、日常の嫌なことを忘れさせること。それによって次の1週間を頑張れる活力源のような存在になりたい。
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