本誌インタビューで振り返る カルロス・ゴーンの言動 いつからワンマンに?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
2000年11月18日号

特集「日産 危機の全貌」の他の記事を読む

カリスマの言動はどのように変わってきたのか。本誌がこれまで行ってきた10回のインタビューを基に読み解く。

「日産リバイバルプラン(NRP)」の発表から約1年後となる2000年11月2日、インタビューに応じたカルロス・ゴーン日産自動車社長(当時)。NRPが計画以上に進み、業績見通しの上方修正を発表した直後だった。日本市場でのシェアが下がり続けていることを問うと、「2000年、01年は安定的なシェアで、利益を(優先に)考えます。02年に、28年ぶりにシェアを上げてみせます」と断言していた。NRPを1年前倒しで達成した02年当時、社内に気の緩みはないかと尋ねると、「自己満足には陥っていない。今こそ日産の実力を100%証明できるチャンス」(02年12月)と、強気なコメントに終始した。

2002年12月21日号

これまで一貫して上り調子だったわけではない。08年5月に発表した経営改革プラン「日産GT 2012」は、リーマンショックの影響で09年2月に中断。同年3月期の決算は1379億円の営業赤字に転落した(前期は7908億円の営業黒字)。「日産が黒字化するのは10年度の第4四半期あたりでしょうか。在庫を減らし、投資を抑制しています」(09年7月)と弱気な時期もあった。

関連記事
トピックボードAD
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
【田内学×白川尚史】借金は悪いもの?金融の本質を突く教育とは
【田内学×白川尚史】借金は悪いもの?金融の本質を突く教育とは
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内