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鉄道|「牽引車」ゆえの課題 グローバル日立の象徴

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独イノトランスで展示した伊鉄道会社向けの日立製車両

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独ベルリンで9月、世界最大の国際鉄道技術見本市イノトランスが開催された。訪れた独交通・デジタルインフラ相が見学したのは2カ所。独シーメンスと日立製作所の展示ブースだった。

2年に一度のイノトランスで日立は今回初めて本物の鉄道車両を展示した。イタリアの鉄道運営会社トレニタリア向けに受注した2階建て通勤車両「ロック」である。日立が2015年に買収した伊アンサルドブレダ(現日立レールイタリア)のイタリア工場で製造したものだ。

ドイツの交通相が日立のブースを見学したのは、シーメンスの隣だったためでもあるが、欧州の鉄道業界において日立の存在感が高まっていることは間違いない。

日立の鉄道事業が本格的なグローバル化に舵を切ったのは1999年。鉄道発祥の地・英国の市場に参入した。当初は現地での実績がなく、「ペーパートレイン(紙製車両)」と相手にされなかったが、現地事情に通じた英国人をトップに据え、実証実験を繰り返し、少しずつ信頼を勝ち取っていった。

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