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ビザスク/VISITS Technologies/スタメン 【HR(人事)ベンチャー】

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人手不足の時代こそ人事力が問われる

端羽英子CEOは、育児と仕事を両立するために起業した(撮影:梅谷秀司)

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「この話をすぐ専門家に聞けたらいいのに」。そんな悩みを解決するのがビザスクだ。コンサルティングを受けたい利用者と、その分野の知見を持つアドバイザーとの1時間単位の「スポットコンサル」を独自のプラットフォームでマッチングする。

コンサルは対面で、ビジネスに関する知見に限定。「半導体業界の動向を研究者に聞きたい」というような、主に新規事業の立ち上げや他業界への新規参入を果たす際のリサーチに使われるケースが多い。「古民家投資の経験談を聞きたい」などユニークな依頼もあり、月間約1000件利用されている。

登録アドバイザーは6.5万人。7割が現役で働く在職者で、会社員も多く登録している。個人での料金は相対で決めるが平均1.6万円だという。そこからビザスクが手数料を3割得て、残りがアドバイザーの取り分となる。

報酬目的の登録者は少ないという。「アドバイスしたいという親切心のほか、自分の知見にどんな市場価値があるかを知るために登録する人も多い」(端羽(はしば)英子CEO〈39〉)。1時間だけなので、依頼者もアドバイザーも会社帰りの平日夕方や週末に、お互い気軽に使えるのが特長だ。

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